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高度画像処理・解析システム
 

高度な画像処理・解析技術を使い医療、製造、農業、インフラ、エンターテイメントなどの 様々な分野におけるお客様の課題を解決します

 

 

MASは、AIを活用しリアルタイムに物や人物を発見・追跡する技術を確立しました。
AI(人工知能)を活用して、物の形や色、人間の性別や服の色、歩行など1000項目以上の特徴をリアルタイムに判別することで、探したい対象物を発見し追跡できます。
MAS製のカメラ映像などから特徴に合致する対象を発見し、また顔の映らない後ろ姿などの映像からでも広範囲に対象物の足取りを把握できます。
 
今回技術の1つは、対象物の外見と動作の特徴を高速で判別・検索する技術です。カメラに映った人や物の性別、年齢層、髪型、服装の種類、色、形や所持品など、80種類1000項目以上の外見の特徴と、動き、速さ、上下運動など、20項目の動作の特徴をリアルタイムかつ同時に判別するAIを開発しました。
 
下記のようなお客様に導入しています。
 


医療分野ビックデータ画像認識

専門家にも見えない腫瘍の変異を識別 MASは長年医療分野のビックデータの画像認識の研究開発を行っており、アルゴリズムを応用することで早期がんを自動検出することができました。
人間の病理学者では困難だった腫瘍の遺伝子変異まで識別できるようになりました。
これからは病理学者と人工知能(AI)と強力な組み合わせにより、確実な早期がんを発見できる時代がきました。
例えば、早期胃がんは進行性胃がんや大腸がんなどと比較すると形態的特徴が多彩で炎症との判別が難しく、内視鏡画像検査では専門医でも発見しにくいことがあります。
今回、弊社と大学病院との共同研究チームで機械学習の方法の一つ、ディープラーニングを使って、膨大な画像から早期がんを自動検出する方法を考えました。
ディープラーニングを画像中の物体検出へ応用する場合、一般には数百万枚の正解画像が学習用データとして必要ですが、早期胃がんの場合、良質の正解画像を大量に収集することは困難です。そこで、少数の正解画像から小領域をランダムに切り出し、さらにデータ拡張技術を利用して画像を約50万枚まで増やしました。
その画像をコンピュータに学習させた結果、AIが「がん」と判断した画像中、的中率は98.4%。
さらに早期胃がんの有無に加えてその領域まで高精度で自動検出することに成功しました。

 

果物生産農家

マンパワー(目と触感)で良/不良、サイズを判断していたため手間と時間がかかっていましたが、
AI画像判断で色、形、サイズ、腐食を自動判断でき、大幅な効率化を確立。

 

形状検出

形状検出

工場の生産ラインで不具合、不良品を発見し排出します。
お客様の条件に合わせたカスタムメイドのシステムを提供します。

 

お客様にフィットする商品を効率よく生産できるシステム

千差万別の人や物のサイズを画像から瞬時に読み取り、顧客の求めるジャストフィットの製品を提供できるシステムを確立します。
 

警備 監視 システム

スーパー、量販店などの警備・監視システム

従来の監視カメラでは似たような人物は映像から判別できなかったが、MASのAI画像解析で該当人物を発見できます。
 

実績紹介

医療機関での遠隔医療システムを全面構築します

遠隔医療

医療診断向け画像処理では、柔軟性や安全性、患者の快適性を高めるとともに、最大限の可動性と迅速な画像制御・モニタリングが求められます。デジタルカメラを使用した代表的な用途として、内視鏡検査、低侵襲手術、可動式のデジタル放射線装置、放射線治療で患者の位置調整をモニタリングする装置などがあります。

2018年度の診療報酬と介護報酬の同時改定で、パソコンなどを使ったオンラインの「遠隔診療」や、介護ロボットの導入などについて、医療機関などへの報酬を引き上げる方針が示されました。


遠隔医療とは、医療機関を受診しようとする方々が抱える様々な生活環境等の理由で、医療機関に直接来院できない方々のために、パソコンやスマートフォンなどを利用し、それを通じて医師が診察を行う行為を指します。
 
今回の改訂で、厚労省は、患者側の要請に基づき、患者側の利点を十分に勘案した上で、直接の対面診療と適切に組み合わせて行われるときは、遠隔診療を行っても差し支えないことを強調しました。

形状検出

形状検出
当社の画像検査システムでは、様々な検査ができます

お取引様は、自動車部品や電子基板関係のお客様が半数を占めており、そのほか機器の組み立て 確認、製品の微小な汚れの検査など幅広い業種のお客様にご利用いただいております。 また最近ではカメラで撮影するだけで身体測定を瞬時に行い、オーダーメイド製品のスピード化とコストを抑え、お客様の売上拡大に寄与しています。

動き検出・追跡

動き検出 追跡
画像処理システムにおける画像認識技術を提供いたします

<特 徴> ●当社独自開発の認識アルゴリズム
●ハードウェア化による小型化・高速化
■動体検出
映像の日照条件や天候等の光源の変化に頑健な動体検出が可能です。
■人検出,追跡
映像からリアルタイムで人物を検出し,追跡します。人物同士が一時的に重なった状況でも連続して追跡が可能です。
■領域侵入,人流計測
映像から特定の領域に人が侵入したことを検出し,それを人の行動パターンとして計測し表示します。
■動きベクトル抽出
映像から特徴点の抽出と,特徴点の動きベクトルをリアルタイムで出力します。
 
<用 途>
●人感センサーの代替え
●人物の自動追尾
●セキュリティ,屋外監視システム
●インテリジェントマーケティング
●店舗内の人流計測
●次世代ヒューマンインターフェース

非破壊検査

非破壊検査

高精細カメラを用いた画像処理によって老朽化したコンクリートのひび割れと変形抽出を行います

高度経済成長期に建設されたコンクリート建造物は耐用年数の問題から補修や点検作業が 急務となっています。
高精細カメラで撮影した画像から画像処理することによって自動でクラックを検出できます。点検作業を効率的に行うことが可能になります。


オーダーメイドの効率化

当社のシステムによって細かな計測の手間を省くことができます。

カメラとレーザーで物体の計測を簡単に行うことができます。

カメラで撮影するだけで身体測定を瞬時に行い、オーダーメイド製品のスピード化とコストを抑え、お客様の売上拡大に寄与しています。

 

製品仕様に関するご注意
製品の仕様は、改善のために予告なく変更になることがあります。
本ページ記載の内容と実際の仕様が異なる場合、実際の仕様を優先します。